講評(宮井氏)
富士山と五月の新緑、日本三大清流のひとつ、柿田川との組み合わせが見事です。新緑と湧水のコントラストが、画面に清々しい印象をあたえています。晴天に恵まれて、きりっとした作品に仕上がりました。
講評(宮井氏)
五月晴れの好天にも恵まれて、芝桜の赤と雪を抱いた富士の姿が青空に映えています。ただ芝桜の赤と木立の黒、青空背景の富士との比率が等しいのが、平凡な印象になったのが惜しまれます。少し画角を広くして(富士は小さくなるかも知れませんが…)芝桜の赤の面積を多くとったほうがバランスがとれたと思います。風景写真ではこの前景と中景、遠景の比率を何対、何対、何にするかがポイントで、5:3:2のように前景の比率を多くとったほうがバランスがとれると思います。
講評(宮井氏)
夜明けの夏富士、木立、山並み、富士山のシルエットと日が昇るわずかなチャンスがかもし出してくれる色合いを、長時間露光で見事に捉えました。富士山の山小屋や登山者の光跡がとても効果的です。
講評(宮井氏)
晩秋の紅葉と富士山のシンプルな構成ですが、澄んだ青空を背景に左右の富士の稜線が見事です。
紅葉と富士だけの単純さがダイナミックな表現につながりました。
講評(宮井氏)
砂浜に砕ける波、駿河湾と三保の松原、三保半島のうえにそびえる富士山、画面構成とシャッターチャンスは見事です。画面全体の露出を考えると富士山側が露出オーバー気味なので、くっきり見せるには三保半島の上側にハーフNDのフィルターを使うとよいでしょう。
講評(宮井氏)
残り柿と富士の対比が見事です。天候にも恵まれて晩秋の風情がよく表現されています。柿の木の形がよいのと、富士の稜線上の巻き雲がとても良き組み合わせです。画面の構成を単純にしたので力強い画面になりました。
講評(宮井氏)
見事な茶畑と富士山です。斜光での立体感と、広角系レンズでの遠近感の表現がマッチして見事な画面構成になりました。欲を言えば、撮影の時期を五月初旬に延ばして、新芽がもう少し伸びてくれれば、新芽の明るい黄緑色が一段と画面を引きたててくれるでしょう。
主催/静岡中央銀行 協力/静岡新聞社・静岡放送